子どもの性被害

大きなニュースにはならないけれども、
性被害を受けている子どもは身近に存在するものです。

シングルマザーのAさんには、知的な障害がありますが作業所に通いながら二人のお子さんを懸命に子育てされています。
しかし、Aさんの知人男性から次女のBちゃんが性被害を受けていることがわかりました。
また、Aさんが好意を抱いていた既婚男性からもBちゃんは性被害をうけており、
妊娠はしていなかったようですが、
Aさんの育児能力が問われたこと、Aさん自身もBちゃんの養育を拒んだこともあり、
Bちゃんは児童相談所のあずかりとなってしまいました。

Bちゃんが学校に行かない、深夜にAさんの知人男性と外出するなどの異変に、
周囲も、私自身も気づいていました。
あの時介入できていたらと悔やまれます。

児童養護施設の空きがなく、
未だにBちゃんの行先きは決まらないそうです。
Bちゃんは今頃どこで何をしているのだろう。

もっとBちゃんと連絡をとっていたら、とか
あの時すぐに通報していたら、とか、
全て今更ですが、子どもを守れなかった後悔と
Bちゃんへの謝罪の気持ちと、
加害者への憎しみと、
知的な障害のあるAさんへどう伝えてあげたら良かったのか、
まだきちんと答えが出ません。

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